症状へと理解と食事の取り方が大切です

人にとって生きるためには食事をとるのは、当たり前で、その事で病気になってしまうと精神的につらいものがあります。どうして摂食障害の中でも過食症になってしまうのかというと、実は自分でも分からないうちにそうなっていたという人も少ないそうです。原因としてあげられるのが精神的なストレスで、物を食べ続ける行為が心に抱えているストレスを外に発散するための手段となっている事もあります。

イライラしている時につい周囲に八つ当たりしてしまって、落ち着いてから「なんであんなことをしてしまったんだ」と後悔するのと同じで、過食症も物を食べている時は理性でそれを押しとどめる事が出来ず、我に返ってから自分の状態がいつもとは違う事に気づくのです。そしてストレスが原因なので、治療を行い治りはじめている状態であっても、ふいに「物をいっぱい食べたい」衝動に振り回されてしまう事も少なくはありません。

しかし自分で抑え切れない衝動にも関わらず、物を食べているのは自分なので、中には「自分が弱い人間だからやめられないのだ」と自分を必要以上に追いつめてしまう事もままあります。なので治療で大切なのはどうして暴食に走るのかを理解し、食べたい衝動を上手になだめる方法を覚える事で、自分が弱い人間だと思うのをやめる事です。また過食症については本人が誤解しているように周囲も勘違いしている事が多いので、家族や友人の理解も得る事が大切です。

では具体的にどんな治療法があるのかというとまだ症状が軽いのなら、ストレスを上手に発散する事と、過食にならない食事のとり方の二つがポイントになってきます。ストレス解消は基本的に身体を動かす事がいいと言われていますが、運動が苦手だけどカラオケが大好きという人は、大声で歌うだけでも精神的にリラックスできるのでおすすめです。次に過食にならない食事のとり方で大切なのは、三食きっちり食べる事です。

忙しく生活を送っている人にとっては、三食のうちどれか一つが抜けてしまっているのが当たり前だったりしますが、一食抜けてしまうとその分だけ次の食事で多く食べてしまいます。そうなってくると気づかない間に多く食べる習慣がついてしまい、気づけば過食症一歩手前に近い状態になってしまうケースも存在します。でもそもそも忙しいから食事を抜かざるおえない人にとっては、「身体に悪いから食事はきっちりとりなさい」と言われても、すぐに対応できないと思います。

そんな時は手軽に口に入れられる飴玉などを持ち歩き、決まった時間に食べるようにするだけでも効果があります。そうする事で「私は食事をしているんだ」と思えるので、次の食事で多く物を食べなくなるからです。最近ではゼリー状の栄養補助食品もありますから、それらを活用するといいでしょう。ただこれらの治療法は、深刻化すると効かなくなる事もままあります。

過食症で病院にかかる場合は通院になるケースが多く、精神的なケアを中心に、それでも満足な効果が得られない時には薬物による過食症を治療する方法もあるようです。